酒井式エチュード『かたつむりと雨』 |
かたつむりの線を指導するのに最適です。そして,「ていねいさ」が身につくワークです。楽しい雨の世界に,どの子も大満足します。
「ワーク版 酒井式描画指導法入門(大河内 義雄氏)」を使用。
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『かたつむりと雨』の作業手順
1時間目 | 『かたつむりの線でかく』 好きな色のクレヨンを選んで,一本の雨をかく。初めての酒井式なので,教師が『かたつむりの線』の例を示す。子供たちは「かたつむり」という言葉から,ゆーっくりと描くということをイメージできていた。 「かたつむりの線がスタートします。」でクレヨンを描き始める場所にピタリとつける。 「ようい。スタート。」で描き始めることを話した。 描き始めたあとは,ターボエンジン付にならないように,描くのが速い子には,手を沿えてゆーっくりを体感させた。 2本目3本目と描かせた。 のこりの雨は,は,雨の間隔が狭くなりすぎないように例を示して,描かせた。 次は,空を塗る。 塗り始める前に,クレヨンを折ることを指導。もったいないと言っていたが,新しい塗り方をするので折りなさいと言って折らせた。そして,折ったクレヨンを横に持って,描くことを示した。「わあー。」と声があがった。子供たちは納得した。 グラデーションのようにして横に塗った。 |
2時間目 | 『ていねいさ』 かたつむりと葉っぱを塗る。細かいので,クーピーを使用した。 かたつむりは,塗り方を工夫させた。発想のおもしろい子を大いに褒め,紹介した。そして,「いいこととはたくさんまねしなさいね。まねをしているうちにどんどんうまくなるんですよ。」と話した。 葉っぱは,葉脈で部屋に分かれているので,部屋毎に色を変えて塗るように指導した。時間はかかったが,『ていねいさ』をここで学ばせたかった。集中して取り組んでいた。 完成。 |
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