酒井式エチュード『かたつむりと雨』

法則化サークル「フォルジェ」木村伸一

 かたつむりの線を指導するのに最適です。そして,「ていねいさ」が身につくワークです。楽しい雨の世界に,どの子も大満足します。
「ワーク版 酒井式描画指導法入門(大河内 義雄氏)」を使用。


 
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2002年度 1・2年生
作品1(1年) 作品2(2年) 作品3(1年)
作品4(1年) 作品5(1年) 作品6(教師)

『かたつむりと雨』の作業手順

1時間目 『かたつむりの線でかく』
 好きな色のクレヨンを選んで,一本の雨をかく。初めての酒井式なので,教師が『かたつむりの線』の例を示す。子供たちは「かたつむり」という言葉から,ゆーっくりと描くということをイメージできていた。
 「かたつむりの線がスタートします。」でクレヨンを描き始める場所にピタリとつける。
 「ようい。スタート。」で描き始めることを話した。
 描き始めたあとは,ターボエンジン付にならないように,描くのが速い子には,手を沿えてゆーっくりを体感させた。
 2本目3本目と描かせた。
 のこりの雨は,は,雨の間隔が狭くなりすぎないように例を示して,描かせた。

 次は,空を塗る。
 塗り始める前に,クレヨンを折ることを指導。もったいないと言っていたが,新しい塗り方をするので折りなさいと言って折らせた。そして,折ったクレヨンを横に持って,描くことを示した。「わあー。」と声があがった。子供たちは納得した。
 グラデーションのようにして横に塗った。
2時間目 『ていねいさ』
 かたつむりと葉っぱを塗る。細かいので,クーピーを使用した。
 かたつむりは,塗り方を工夫させた。発想のおもしろい子を大いに褒め,紹介した。そして,「いいこととはたくさんまねしなさいね。まねをしているうちにどんどんうまくなるんですよ。」と話した。
 葉っぱは,葉脈で部屋に分かれているので,部屋毎に色を変えて塗るように指導した。時間はかかったが,『ていねいさ』をここで学ばせたかった。集中して取り組んでいた。
完成。


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