(C)TOSS-TWO-WAY/小学校/図工/紙版画「こぶとりじいさん」/2学年/酒井式描画指導法 LAND−1241029

100%成功する紙版画「こぶとりじいさん」

発問・指示のページ 切った紙を版にする(1) 切った紙を版にする(2) 刷りのページ 作品集


4 版を刷る【7・8時間目】

刷る時のポイント
 1 紙版を版画紙のどの位置に刷るのか、向きはどの向きに刷るのか決める。
 2 版画紙を霧吹きで湿らせておく。(インクのつきがよくなる)
 3 インクをローラーに均等につける。ビチビチっとなるくらいインクをつけるとちょうどよい。
 4 ローラーを紙版の中央から外に向かって動かす。
 5 バレンは、円を描くように手のひらに体重を乗せて動かす。
 6 2・3枚目のほうが、インクの乗りがよく、きれいに仕上がる。

刷りの手順

1 ローラーは転がすようにして、インクをつける。ローラーを往復させていると、インクがローラー全体につかない。

2 紙版の中央から外に向かって、ローラーを動かしてインクをつける。

この作業は、教師がする。

3 紙版を別の新聞紙の上に移して、インクをつけた面を上にしておく。

4 上から、版画紙をのせる。

5 バレンでこする。バレンは、グーの手で握り手のひらに体重を力強く乗せ、中央から外へ円を描くように動かす。

この作業は、子どもたちにもさせる。

6 途中でインクのつきが薄いようなら、半分だけはがして、インクをつけたす。

全部はがすとずれてしまう。

 最初のひと動かしは教師がしてあげたが、後は子どもにバレンの持ち方を教えてこすらせた。ていねいにやりすぎて、版と版画紙がくっついてしまったり、やりすぎてはがれにくくなってしまった。子どもたちの顔は真剣であった。

7 細かいパーツの部分やせまいところは、バレンを斜めにして、しっかりとインクをつける。

子どもにさせているので、途中インクのつき具合をチェックする。

8 1回目は、紙にインクが吸われる分うすくなるので、2回3回と刷る。

これで、刷りの完成

5 さらに、上を行くには!!

 1 完成した版画紙に、タイトル「こぶとりじいさん」を書き込む。
 2 完成した版画紙に、鬼やおじいさんの声を書き込む。
 3 鬼の絵を描く。(おじいさんより小さくするのがコツ)
 4 鬼の版を作って、完成した版画紙にもう一度刷る。
 5 本の1ページとして、表紙や場面に仕上げる。

6 鬼の版の作り方

 1 顔を作る(輪郭をごつごつさせる)
 2 頭を作る(帽子と同じようなものをつくりパンチパーマにする。
          丸い紙を貼ってもいいし、ボールペンなどで、がりがりと引っかいてもよい。
          角を1〜3本つける。)
 3 鼻 口 耳 まゆを作る(おじいさんと同じく、よく動かしておかしな顔にする。)
 4 胴を作る
 5 手足を作る。 (交差とかさかさまとかひねりとかをつけるとよい。)
 6 トラのパンツ・胸毛などをつける。
これで鬼の完成
 7 おじいさんと並べて、向きや重なりを考える(おじいさんと鬼が重なっている方がよい。) 

 

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